ネットカフェ体験記
3月12日、全労連は自由法曹団の弁護士や青年ユニオンの仲間20名で、蒲田でのネットカフェ調査を行ないました。ネットカフェの前で出入りする労働者と対話。その結果、住む家も健康保険もなく、体の不調を訴えている男性や、派遣会社で働き、週の半分はインターネットカフェで寝泊まりをしているという男性などがいました。最近ではインターネットカフェの料金が払えなくなり、マクドナルドで夜を明かす人も増えてきているため、この日はマクドナルドでも調査が行われました。ネットカフェで寝泊りをする人は、全国でおよそ5400人と推計されていますが、 翌日の13日は、50名が参加し、蒲田駅前で日雇派遣労働者向けの宣伝を行ないました。
ネットカフェ体験記 K・M

普段ぼろゲストハウス(寒い、鼠が出る、トラックの振動をじかに受ける)で生活している私にとって、ネットカフェで泊まることは周りが騒ぐほど嫌なことではない。当日泊まったネットカフェも、暖房が利いていてトイレはきれい、マッサージチェア使い放題、ドリンク以外にソフトクリームまで食べ放題で結構快適だった。
利用客は部屋にこもっているので、どんな人が泊っているのかあまり分からなかった。(トイレやドリンクバーの前で鉢合わせした客はごく普通の若者だった。)個室入口には体をかがめれば部屋の中が覗けるくらいの小さな引き戸が備えられているのみ。(鍵はついてなかったなあ・・)部屋の中にあるのは机と椅子、あとはパソコンやTVがついていたりする。電気スタンドが照明のかわりとなる。(まるで図書館の勉強机にいる感じ・・)
私はぐっすり眠れたけど、他に泊っていたネットカフェ調査のメンバーは、物音や部屋が明るいなどの理由から結構寝不足になったよう。でもこんなことを言いつつ、私も毎日泊まるのは無理だと思う。しかも働きながらとか。日雇いの人は毎日違う仕事こなしているし疲れなんてとれないだろうなと思った。
ネットカフェのある階にいくエレベーター前で若い女性が蹲っていた。ぼろぼろの身なりで、でかい荷物を3つ持って。この人こそ調査を通じて話を聞くべきだと思った。でも話しかけることができなかった。悲しいオーラが漂っていて、エレベーターを待っている間だけでも何かどきどきした。(調査員失格だ・・)ネットカフェに入ったのは夜中の12時過ぎていて、出て行く時は朝の6時くらいだったけどその人はずっとそこにいた。




















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