日韓非正規フォーラム開かれる
12月2日から韓国で開催された「日韓非正規フォーラム」と『民主労総派遣法シンポジウム」に井筒非正規センター事務局長が参加。その報告書を掲載します。
激動の韓国労働運動
日韓非正規フォーラムは日韓両国の労働法、社会学関係の研究者の呼びかけによって、非正規労働問題の減少と原因を検討し、対策を模索するための試みとして初めて開催された。このフォーラムは民主労総と韓国労総が後援をした。12月3日は民主労総と韓国労総を表敬訪問し、夜は両労組の共催で夕食会が催される予定だったが、到着した民主労総の事務所周りは警察官が警備を固め、物々しい雰囲気である。なぜこのような事態なのかは懇談のなかで明らかになった。懇談途中に韓国労総から私達との懇談を中止の連絡がはいった。急な予定の変更は両労組の共闘関係が直前にご破算になったためということが判明した。両労組は2010年から施行を控えた複数労組許容と労組専従賃金支給禁止で共闘を組んできたが、ハンナラ党が複数労組許容時期の3年猶予を核心とする仲裁案を提示したことから、韓国労総が態度を翻し、民主労総との相談なしに経営者協会との交渉を始めたことで、民主労総が共闘破棄に踏み切った。この事態は未だ収拾されずに韓国では火を吹いている。政府労働部と韓国経営者総協会と韓国労総が合意した「複数労組許容の2年6カ月猶予、来年7月から労組専従者賃金の支給禁止」に対し、民主党が国会での再議論を要求しているが、ハンナラ党はこれを聞き入れず、合意案で法案を処理するという方針を定めた。民主労総は合意案は「労働組合の自主的団結を侵害する事実上の改悪案」として反発し、8日に「密室野合糾弾・民主労総死守・イ・ミョンバク政権退陣民主労総決意集会」を開催、イム・ソンギュ委員長はじめが座り込みを継続している。(井筒)
日韓非正規フォーラムと民主労総シンポの報告を読む




















Copyright(c) 2008 非正規雇用労働者全国センター All rights reserved. 案内図