
8月20日、非正規雇用労働者全国センターが正式スタートしました。発足に寄せられた期待のメッセージを順次、ご紹介します。
(写真は発足祝賀会での非正規のなかまによるリレートーク)
非正規労働者の幅広い団結と権利の向上に力の発揮を期待
日本労働弁護団 幹事長 小島周一
非正規雇用労働者全国センター発足にあたり、激励と連帯の言葉を送ります。財界主導の労働政策の元で、非正規労働者の数は増え続け、今では雇用労働者の3分の1を超える人々が正規労働者に比較して劣悪な労働条件の中で働いています。その結果、「ワーキング・プア」「格差社会」への批判がかってない高まりを見せ、政府・与党も派遣法の規制強化に向けた改正方針を打ち出さざるを得ない状況となってきました。しかし、非正規労働者が正規労働者に比較して劣悪な労働条件の下で働いているという現実は、なお厳然として存在しており、派遣法の一定の改正がなされたとしても、問題の本質的な解決には役立ちません。派遣にとどまらず、短期雇用そのものに対する規制強化、同一労働同一賃金の確認など、非正規労働者の労働条件改善に向けた課題は山積しています。
そのような情勢の元、全労連が「非正規雇用労働者全国センター」を発足させたことは、まさに時代の要請に応える取り組みであり、日本労働弁護団としてもその発展に大いに期待するものです。非正規雇用労働者全国センターが、非正規労働者の幅広い団結と権利の前進に大きな力を発揮され、同じ課題に取り組む広範な人々とともに、日本の非正規労働者の生活と権利を向上させることを祈念してメッセージといたします。
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